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「住宅団地型既存住宅流通促進モデル事業

『リフォーム費用に補助金(桔梗が丘地区の既存住宅に)、平成27年12月末まで』
 桔梗が丘住宅団地の桔梗が丘地区(1〜8番町と南1〜4番町)で二年前から、住宅の新築やリフォーム工事が活発化している。
 景気が好調であるのと、桔梗が丘の安心・安全な環境と生活に便利な設備がそろっているなどに人気がある。さらに国の「住宅団地型既存住宅流通促進モデル事業」の支援で、住宅診断やリフォーム費用の補助を受けられる利点が効を奏しているようだ。

【桔梗が丘の魅力】
 咋年の10月、東海道新幹線とテレビ番組の「笑点」とともに、近鉄桔梗が丘駅が開所50周年を迎えた。駅を中心に市内最大の住宅団地に発展してきた。半世紀を経たいま、桔梗が丘で住宅工事が活発なのは、住む魅力が有るということ。
 今年に越してきた小学生高学年の子どもを持つ夫婦は「子どもの先々の進学を思うと、駅に近く送迎なしで通学できる住まいが結論です」と言い切る。
 一方、若年層のみでなく子どもが独立した、家族が増えて手狭になったなど生活環境の変化から、桔梗が丘内で住み替える人も増えているようだ。そういえば、市内の不動産業者の広告に「桔梗が丘限定・売却物件求む」が長く続いている。

【国が桔梗が丘地区を支援、自治連合協議会が賛同】
 国は、平成25年に国土交通省の管轄で「住宅団地型既存住宅流通促進モデル事業」を立ち上げ全国で公募した。
 三重県では平成26年7月に桔梗が丘が対象地区として選ばれた。空き家の居住化や住み替えを促進して地域を活性化するのが目的。
 これを受けて、名張中古住宅流通促進協議会が発足、地元の住民組織として桔梗が丘自治連合協議会が加わり、名張市との三者が一体になって地域の再生に取り組んでいる。
 同自治連合協議会は、住民アンケートの情報収集をした。

【住宅団地活性化の支援の内容】  自宅は大きな資産であり永年の生活の礎(いしずえ)だけに、売る側・買う側の両者が納得できる品質の住居であるには、専門家の確かな診断が不可欠だ。また資金調達にも頭が痛い。
 国は、国土交通省の管轄で住宅団地の活性化を目指し、既存住宅の流通を促進しようと資金補助で支援している。
 @既存住宅の診断費用を最大10万円補助して良質の家の流通を図る
 Aリフォームの工事費用を最大100万円補助する
 これらの支援は売る・買う、のどちらにもメリットがある。建物を専門家で診断をしておけば、住宅の現状がよく分かり安心できるのと、後のトラブルを防げる。
 リフォーム工事の補助は、売り手はグレードアップした物件は、早く商談を成立できる。買い手は、自己資金にプラスできるので、理想の住まいに大きく近づけるのが可能になる。
 補助金の利用には手続きが必要で、名張中古住宅流通促進協議会の「住宅相談窓口」で相談に応じてくれる。平成26年度には、34件の相談に応じた実績がある。
 補助金の申し込みは、平成27年12月末に締め切られる。

【お問い合わせ先】
 名張中古住宅流通促進協議会へのアクセス
  名張市鴻之台2番町19番地  電話0595(41)0800  URLhttp://nabari-cjr.com













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